2014年6月29日日曜日

2013 3/5 『染井吉野』


日本各地、そして世界各国に広まった日本が誇るソメヨシノ、
その発祥の地が豊島区の駒込です。
巣鴨駒込一帯は江戸時代、植木の町として栄えていたそうな。

江戸で一番の植木職人と言われていた有名人
伊藤伊兵衛(いとう・いへい)が染井村(現駒込)にて、
オオシマザクラとエドヒガンをあわせてつくったという。
将軍には贔屓にされていたそうな。

そんな発祥の里の記念公園は本郷通りから見づらい裏にあるので、
今までなんかい通ったか分らないくらいですが、ようやく見っけ。

目の前をとおる本郷通りは日光御成道ともいわれ、
かつて将軍が日光東照宮へ参る際に通っていた街道です。
鎌倉街道でもあったようで。

将軍らは大手門から出発し、昌平橋から中山道に入り、
現東大赤門の先、言問通りと国道17号の交差点、
本郷追分に至り、日光御成道を北上していったそうな。
その途中に染井村(駒込)があった。
日光御成道は飛鳥山を通って、東十条の駅前、環7を越えて
赤羽に至り、現荒川を渡る…
そんな道筋...将軍らが通る時は沿道の住人はたいへん不自由だったようです。

将軍が通った道はたくさんありますが、その当時はどうだったのか?
と図録をみたりしていると楽しいもんです。

六義園がある本駒込らへんは加賀藩前田家中屋敷があった。
広大な中屋敷跡と六義園はそのご岩崎弥太郎所有となりましたが、
一部を市民に開放し分譲、大和郷(やまとむら)といわれ開発。
ゆとりのある大きな区画(敷地)によって、いわゆる豪邸が建ち並んでいます。
大和郷のブランドは一市民には手の届かない高嶺の花。

と、
とても気が早いですが、
ソメイヨシノのつぼみ。

一雨ごとに春が近づきますか。




11km 1:02’47” 10.5 km/h (05’42 /km)

Share On Facebook
Share On Twitter
permalink

0 件のコメント:

コメントを投稿