2011 10/27 『変わらぬ朝 変わった朝』

朝4:44…..

5:05……ベランダの掃き出し窓を開けて深く深く深呼吸を．．．「寒っ!!!・・」
目の前の“朝なんだけど夜空”にはオリオン座がでっかく輝いている．．
他の星もいつにも増して輝いているように見えるのは、木枯らしに抱かれて一号によってチリや粉塵、目に見えない悪魔らを一掃してくれたから
、だと、真っ暗な快晴の“朝なんだけど夜空”を見上げて、
二十年前のサーマルの古着の匂いにすっぽりと包まれながら、繰り返し繰り返し、、寝起きのちょっぴり臭い中年の息を吐き出す ．．．

ふぅ～．．あぁ目が覚めた．．．

ベランダにおいて心筋梗塞で倒れ、家族の発見は倒れてから三時間後．．．そういうことも十分あり得るよな、、気をつけないとだろかね．．．
．．．． 腹減ったなぁ．．．トマトとキャベツのスープあるし、スパムタマゴサンドは上にのっているのがオレのだって言ってたなぁ．．．
などと、ふと．．．いや、目まぐるしく考えていたりする。

・・・・メールやらを確認して．．．目が悪いので、、明るくなってきたら．．さて走ろう。

ジャージ上のジッパーはきっちり上まで閉じて．．．寒っ。。
「・・・（さて、今日は７kmにしよう）」
去年と変わらずにどんぐりが散乱．．．走り抜けるとパキパキと乾いた音が響く．．．

気持ちよく４０数分走り終える．．．公園の砂場には去年と変わらずに落ち葉がどっさりと．．．

目に見えるものは何も変わらない。
大切にしたい目に見えないもの、それも変わらない．．．
しかし、そうではない目に見えないもの．．．そのストレスはもう消えることはないのだろうか。