ひとのときを想うJT
大切なひととき、たばこを手放してよくそのことが分って感心したコピーだ。
80年代中頃から後半、米列強からプロスケーターがたくさん来日して、池袋では大会も開かれてめちゃくちゃ盛り上がっていた。
自分も西武百貨店や、元刑務所跡地でアレが出るとか、夜な夜なハグしている恋人達が出て、そのシーンを覗くアレも出没する性霊の場サンシャインにもよく滑りに遊びにいった。
大会では、スケートをしたことがないであろう日本の大工さんが作ったでかいランプに、「ヘイッ!ここは釘が出ていて怪我するゼッ!」と、危ないとあちこち指摘し自らトンカチでリペアしてたのを憶えている。
スケーターは昔も今も手先が器用な人が実は多かったりする。
そんなスター、その中でもクリスチャンホソイというスケーターが特に好きだった。
日本だと細井さんだろう。
彼がまたすんごい高いエア(ジャンプ)をするのだ。
その当時の僕は、HOSOIモデルのデッキに乗り、ロケットエアやモスキートエアなどよくマネして飛んでいた。
西武デパートの納品ターミナルでよく滑っていたのだけど、そこにHOSOIさんがやってきてスケートして、その姿にとても興奮した。
「ハイ HOSOIさん! シェイクハンド〜」と声をかけて、クールなフェイスで握手をしてくれて、その手は実にしっとりしてて分厚かった。
自分にとって、握手をした初めてのスターだ。
ま、そんなHOSOIさんだが、紆余曲折いろいろあって...
SNSの時代、今でも彼の近況を垣間見ることができて、当時を懐かしく思いだすのです。
マッチョ姿でJTエアをきめるHOSOIさん...
昔から、なぜ欧米人はパン一(パンツ一丁)でよくランニングやスケートボード、スポーツをするのだろうかと、汗とかどうでもよくて気持ちがいいからだろうか、たぶんそうだろうな。
...真夏、パンイチで街をランニングできたらいいのにな、と、よく思う。
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