2015年2月3日火曜日

2015 1/30 『メイク』

7年前....
「オレさぁ、プラモデル完成させたことないんだよねっ!飽きちゃってさぁ~ グワッハッハー」と言ってた大先輩に、非常にびっくりしたことがあった。
「プラモデルの意味が、概念が分らんね~」とも言ってたなぁ....

今から30何年か前...
ガンプラの初期が発売されて、大人気となった。
どこそこに◯◯があるよーという情報が飛び交っていた。
学校から速攻で帰って鬼ダッシュでおもちゃ屋に駆けこんだ。
レア度が高いのが積まれていたらもう大興奮して胸に抱えてレジへ。
不人気キャラのホワイトベースとかボールとかはしばらくの間売れ残って、なんだか可哀想くらいに思ってた。

友らの家に遊びに行くと必ずガンプラが机に飾ってあった。
きれいなものや素っ頓狂的なのとかそれはそれはさまざまだった。
「作ったよー」と友が持って来たガンプラ、チューブのセメダインで組立てて全ての接合部がどろっどろにはみ出した奇々怪々の微妙に柔い戦士にどういうことだよと思って笑えなかった。
ある猛者は接合部をすべてセロハンテープでコンストラクトしたカッチカチのセロハンの塊ボンテージ戦士に大爆笑したことがある。
薄め液の使い方に大失敗してレインボーカラーになった見たことがない戦士に変身させた彼に、図太いな~と思ったことがある。
ちがうキャラに成り上がったモデルらはボクらの宝物。
プラモ作りは個性が露呈するガキ時期のいい学びだ。

....時代遅れのフォルム、カンナでシェイプして、なんていうことでしょうか!化したスケートのデッキ、今でもベランダストッカーに眠っている。
プラモデルをちまちまねちねちメイクするのも、スケートでケガだらけで全身を使ってメイクするのもどちらもいいもんです。

【過去記事】
オールドスクール
オールドスクール #2
生まれる
あぶないランプ
クルーザー
メイク

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