2015年1月21日水曜日

2015 1/19 『雑司が谷霊園』

雑司が谷霊園、谷中霊園、染井霊園、青山霊園、ぱっと思いつく霊園だろうか。

園内にはほとんど立ち寄らないけども、正月に宿酔いさましにrunningで雑司が谷霊園に寄った。
ちょっと見つけにくいのと寒いので、夏目漱石と中濱(ジョン)万次郎を。
みなさん、名前はご存知ですね。
ぼっちゃん、数ページで本を閉じました。。
我が輩は猫である、パラパラ読んだ記憶が。。

ジョン万次郎は幕末のもうひとりの重要人物でもありますね。
鎖国をしていた動乱期、そんな時に10年間もアメリカでさまざまなことを学びそして列強の、世界の大きさを目の当たりにして、日本にようやく帰れたが....
スパイとかもう化け物のような存在だったのだろうか。
まわりの武士たちは恐れたはずだし、一方では西洋の知識を吸収しようとした幕末の志士らには多大な影響をあたえた。
けれども、末恐ろしい“男の嫉妬”でもって活躍の場を奪われてしまったことも多々あったといいますね。
たまたま助かった命、そしてジョン万次郎をアメリカ本土へ連れて行き、ともに生活をして、彼に世界を学ぶ機会を与えた一人のアメリカ人、いつどこでどういうことが起きるか、出会いがあるか分らないものですね。

....ランニングシューズにたっぷりドロを食い込ませて、霊園をあとに。

その足で、護国寺へ。
表からではなく裏から境内に入ると著名人の墓石があります。
大隈重信墓所、一番下の写真。
写真には写っていないが、墓所の手前に鳥居があります。
これは神仏混淆の名残であるという。
気づかない人も多いかもしれない。

染井霊園も著名人が多く眠っていますし、
谷中霊園はなんといっても徳川最後の将軍の墓石があります。
戦いの最中、家臣らを置いて逃げてしまったことは最大の汚点だが、徳川を守る為に致し方なかったのだろう。しかし、偉大な戦略家とも言えるだろうか。
青山霊園、夜の街に遊びに行くのにうるさいマフラーのバイクでまぁよく通ったけど、魔界の入口があるとかないとか聞いた記憶があるが、そんなものははたして実際にあるのだろうか?
霊道、オバケが通る道だと聞いたことがあるが、そんな道もあるのだろうか?
まっ、夜に自分の家や他者のお墓参りに行こうとはほとんどの人が思わないですよね。変なオバケを連れてきちゃうとか、取り憑かれるとか聞くが、そういうことは実際にあるのだろうか?
「そこに私はいません、眠ってなんかいません」とかよく聞きました。
大切なのは感謝の気持ち、精一杯生きることでしょうね。

晴れた昼間の墓所の散歩、たまには良いものです。

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