2019年12月12日木曜日

2019 10/30 『古写真はわたしたちに何を伝えるのか?(幕末維新期の王子・飛鳥山・滝野川)』

飛鳥山博物館で開催されている“古写真はわたしたちに何を伝えるのか?”展に行った。
石神井川の旧河道で現 音無親水公園(写真一番下)に、今も営業されている王子の料理屋・扇屋のかの有名な写真をはじめ、扇屋の庭や働く女性の姿もあり、貴重な写真がたくさん展示されている。
他には滝野川の紅葉、王子の紅葉などもあった。
現在の扇屋では卵焼きを購入することができるので、手土産にも良いと評判だという。
一番下の写真のカーブの右手に現在の扇屋があり、かつての扇屋が写っている写真とほぼ同じ構図。
現在のこの音無川(石神井川)は度重なる河川の氾濫によって、王子の町が酷い水害に遭ってきたことから、河川の付け替えを行い、飛鳥山の下にバイパスを造り、今はそちらに流している。
なので、かつての音無川は音無親水公園として整備されて、夏場や春のお花見シーズンでは多くの観光客や近隣住民の憩いの場として安全な環境の元、賑やかな環境になっている。(2019.11.01加筆)
展示会は無料で12月15日まで開催されている。
商業目的以外の撮影は、フラッシュなしで可能とのこと。
引用----------------------------
このたび北区飛鳥山博物館は、秋期企画展「古写真はわたしたちに何を伝えるのか?―写された幕末・明治の北区の名所―」を開催するはこびとなりました。
幕末維新期の王子・飛鳥山・滝野川は日本人のみならず外国人の関心を集めた地です。
その名所の姿は、当時の先端技術であるコロジオン写真によって記録され、また意外なほど多くの写真が今に伝わっています。そのなかには、日本の写真史でもごく初期の1859年に撮影された王子の料理屋・扇屋の写真も含まれるなど、浮世絵などの絵画資料とは異なる景観情報に満ちています。
本展示を通じてご来館のみなさまに、幕末維新期の写された名所の姿に触れていただき、地域理解の一助にでもなれば幸いに存じます。
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渋沢栄一も古代の人々も愛した飛鳥山一帯は今でも見所がたくさんあり、一等地はずっと一等地であることを再認識させられる。

11.4km 1時間19分10秒 6:56 /km

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