2016年11月4日金曜日

2016 11/4 『武士と印刷』

文化の日は文京区水道にある(飯田橋)印刷博物館に行ってきた。
家から電車だと結局結構歩くので、ランニングがてらで....片道6kmほどなので、ちょうど良し。
文京区小日向(正確には春日かな)にかつてあった、最後の将軍 徳川慶喜公の屋敷跡を通って、坂を下ったら到着。
屋敷があった頃からある大銀杏は立派なものです。
これは表玄関のところのようで。
賢者は木を守り、愚者は木を伐採する、とはよく言ったものだと思いますねホント。
徳川慶喜は鳥羽伏見の戦いで逃げたこと以外は、凄い政治家だと思う。

パンフレットから---------
武士の展覧会といえば、刀や甲冑がおなじみです。
しかしそれだけではありません。
意外なことに、印刷物を作らせた武士たちがいます。その代表は徳川家康です。
徳川家康没後400年を経た今、本展覧会では、改めてその印刷事業をとりあげます。
同時に、特に戦国時代や江戸時代の武将、将軍、藩主で印刷物を製作させた人たちにも焦点をあて、武士による印刷物を幅広く展示します。
江戸時代は、武士の印刷があった一方で、武者絵と呼ばれる浮世絵が人気を集めました。
なかでも歌川国芳が描いた武者の姿は、躍動感に溢れ、人々を魅了しました。
ところが、武者絵に描かれた武士のイメージは、同時代の印刷物を作らせた武士とは異なります。
「摺られた武士」と「刷らせた武士」との間には、驚くほどのギャップがありました。
武士たちが全国的に個性豊かな印刷を行ったことは、あまり知られていない日本史の一面です。
本展覧会では、「戦」が本分であった武士が「知」による活動(=印刷)を行っていた事実を紹介します。
徳川家康が目指し、続く武士たちが実現させた文治政治には、「印刷」が深く関わっていたことを考えていきます。

歌川国芳の武者絵を中心に約150点を展示。
戦国時代、江戸時代を通じて、約70人の武士が刷らせたおよそ160点の印刷資料を展示。

画も書物もすごいボリュームで、圧巻だった。
グラフィックと本と歴史が好きな人だったら、なかなか出て来れないくらいのすばらしい展覧会でした。

Running
6.12km 5'41''/km 34:41
5.41km 5'50''/km 31:30

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