高校を卒業して、一年間浪人して大学へ。
卒業当時の体型は筋肉質で体重は63前後だったように記憶していて、ジーンズは29インチか30インチだった。
大きくもない身体だけど、力があるなとよく驚かれたものだ。
予備校にはブンブンと毎日バイクで通って、よく食べ運動0、あれよあれよと小さいプロレスラーのような身体になっていって、当時の彼女からは嫌がられていたのを憶えている。
もちろん腹もぽっこり出ていて、写真をみる限りでは70kgはあっただろう。
大学生になって、悲しい出来事もあって、一時期グッと痩せていって、これも写真をみた感じだと60kgくらいだっただろう。
自分にとっては見たことがない身体でガリガリくらいに思ってた。
それからは元気になって体重も増えて、65kg〜70kgくらいを増減していたと思う。
運動はほぼなしの大学生生活だった。移動の手段はほぼバイクだ。
社会人になってからは、飲むし脂っこいのも好きだし、運動0生活がずいぶんと経って、その間の体重はというとだいたい72kg〜74kgだった。それが2003年頃の体型だ。ジーンズは32インチだ。
しかし、一時78kgまで増えて、風呂場でしゃがんだ三段腹に辟易しても、「痩せるわけがないしな、歳を重ねるともうこういう体型になっていくんだろうし」と諦めていた。
でもさすがに80kgになるのはイヤだったから、アルミニュウムの鍋焼き天ぷらうどんの天ぷらを半分残したり、そんなちっぽけな努力はしていた。
運動0、体重計の針は70kgをきることは一度もなかった。
ま、そういうもんだろう、ぜったい痩せないよ....と。
しかし、ある時にスーパーのネギトロで食中りに遭って、良いのかどうなのかだけども、記憶にないぐらいに久しぶりに体重計の針は70kgをきって、69kgになっていた。
驚きとともに嬉しくて、このままちょっと食の制限をしてたら痩せるかも?と、引き続きなるべく食べる順番を野菜からとか食べ物には気をつけていった。
そしたら66kgまで落ちて、まぁ〜嬉しかったことを憶えている。もちろん運動は0だ。
その頃から体質改善をと、夏でも扇風機のみの生活にして、新陳代謝もよくなっていったように思う。てんでエアコンがダメになっていった。
結婚をして少し経った頃の2007年、体重は70kgを越えていた。当時のVにそれが映っている。
で、キャベツを先にいっぱい食べて、なるべく米を食べないという晩飯にしていって、着実に体重は減って65kg前後に落ちついた。もちろん運動は0だ。
2009年の夏前に、さらに体質改善をしようと決めて、当時1日1箱半吸っていた煙草をその日から手放してみた。
そして、日常生活にランニングを取り入れてみた。
18年もの間、絶対王者のように君臨していた、縛られていた煙草....煙草がない生活なんて考えられなかったし、とにかく煙草の確保だけは徹底していた。在庫がなくなると不安だったし、飲みに行ったら2箱は軽く吸ってた。
たばこをやめてみて3日目くらいから、あれ?吸わなくても平気だ、もうちょいいってみようと一週間くらい経った時に、お〜吸わなくてももう平気だ、胸いっぱいに息を吸っても痛くない、むせない吸える!と驚いたものだ。
煙草を手放してから、18年間発作のように襲ってくる胸の苦しみはピタっと止まった。
2009年から始めたランニングもあっという間に距離がどんどんのばせるようになってきて、数年ほど体重は63kgらへんをキープしてたと思う。BMI値でいうとベストだと。筋力もあった方だから、それも体重を減らすことを後押ししてくれたのだろう。
煙草を失ったその大きなポッコリと穿たれた穴を塞ぐように、代替になるようにランニングを意識して取り入れたのも良かったのだろう。
煙草吸ったらもう走れないしなと思うようにしたのも、結果良かったなと思う。
それからは体重は変わらずとも、会う人会う人に「痩せた?」と言われるが、体重は変わらずだったので、余分だった贅肉と引き換えに脚の筋力がついて、上半身も締まってきたのだろう。
この2〜3年は60kg前後で落ちついている。体脂肪は15−18%、たまに20%。ジーンズは28インチになった。
TシャツはM or L だったのが今はSサイズ。外資ファストだとXS。
実に4インチも変わって、この7年で洋服も総入れ替え状態でだいぶ処分した。
また体型が変わると大変なのでなるべくこのままキープしたいと思う。
でもまぁ、一番は疲れにくいのとより元気になれたことで、少し動いて辛かったあの当時には戻りたくない。
こうしてみると10年近くかけてちょいちょい改善してきたのだなと改めて思う。
一気に変えることも良いけど、こういう大変なのは結果的にちびちびやった方がラクだということかもしれない。
食事制限に運動と、目標を達成したあとの大きな反動、大きな振幅がコワイし。
日常生活ではゼイゼイハァハァはあまりなく、疲労しても回復がとても早くなった。
煙草を手放す前は少しのダッシュで顔面蒼白脂汗ゼイゼイハァハァだったのが、今ではウソのようだ。
脂っこいのを少し気にしてみて、晩飯を食べる前にキャベツをたくさん食べてちょい時間を置く。これだけでも十分に身体は変わっていく。
さらに、やはり運動を取り入れることがいいと思う。
一番手軽なジョグから初めてみるのが手っ取り早いと、しかも暑い時季に....近くのストアへぐるっと遠回りして買いに行く感覚で。汗だく、走った後はビールの褒美だ。
走るというのは学生の頃の辛いおもしろくないというイメージが出来上がっているものだが、息があがるまで速く走ることはしないゆっくりスピードで走ればいい。
NIKEのエアモックにユニクロのノースリーブ綿100%というスタイルで走り始めたし。
....変われっかな?と思う方の参考になれば幸いです。
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