2016年6月14日火曜日

2016 6/7 『椿山荘』

文京区関口にある椿山荘。
武蔵野台地(関口台地)の崖が庭園になっている。
かつては景勝地で、久留里藩黒田家の下屋敷となり、その後は山県有朋の屋敷となった。
庭園には無料で入ることができるので、涼をとる人々も多い。

庭園内には湧水もみられる。
古香井....
『古くから東京の名水に数えられた由緒ある湧き水。
秩父山系からの地下水が湧き出されているもので、ミネラル・カルシウムを豊富に含んだ弱アルカリ性の水で健康には最適とされています。
1923年の関東大震災の際には被災者用に開放され、その渇きをいやしたと言われています。』
武蔵野台地の崖から今でも枯れることなくこんこんと湧き出ている。
アスファルトで塞がれた地面、かつて湧きだしていた水源も多くが消滅し、同時に川も消えた。
ちいさな湧水だけど、なんか好きなんですよね、生命、生きているって感じがして。
そもそも幼い頃から、湧水や川にひかれていたのはそんなことを感じていたのだろうか。
板橋区の赤塚にある不動の滝もとても好き。
修行や身を清めて、大山(伊勢原)へと長い長い道のりをテクテク歩いて行ったかつての人、強靭な足腰はすごいものだと、滝を見るたびにそう思う。

個人宅にも無名の湧水があちこちあるのが、ここ関口の向い小日向。
小日向(茗荷谷)の谷底はしっとりした空気だし、崖からは同じく湧水もみられるようだ。

幽翠池...
庭園内には人工ではあるが、こちらも隣にある邸宅からの湧水を水源としている。
この日はかなり暑い一日だったのだけど、庭園内はひやっと涼しかった。

とまぁ、池袋の風俗街を抜けて弦巻川跡、雑司ヶ谷から目白台、田中角栄邸、胸突坂、関口、小日向をウロウロと10kmJOGするのもいいものです。
神田川がつくった景色がよくて、けっこう好きなコース。

新大塚から帰宅して欲しいのTELを受け、ひたすら脚を動かして塩まみれで居酒屋へ。
そりゃ酔うわ...
危ないですね。。

10.030 km   58分38秒

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