2015年12月28日月曜日

2015 12/25 『スケート祓い』


日曜日の朝、半年ぶりにスケートの練習をした。
楽しくすべるというよりも身体がうまいこと言うことを聞いてくれないので、もうコケないように必死にひたすら同じことをくり返すことをしている。
すると身体が徐々に動いてきてくれるもすぐに筋肉がスロウになって動かなくなる...休憩してまた同じことをくり返す。
だからこん時は楽しいというよりも悔しいという気持ちになった。
まぁしょうがないんだけど....
ムリはしない。
一発だけスパンと高いオーリーができた。
デッキが脚に吸い付いてきてくれる、あの感触、とてもいいものです。
高さは40cmくらいだろうと思う。
ずぶ濡れでフィニッシュ。
練習、そう思ってすべるのも結構好き、スケート道。
もうちょいまた慣れればめちゃくちゃ楽しいと思えるだろう。
この5年くらいでの老いの自覚、10年前にすべっていた感触、感覚は遠いものになってしまった。
ま、そんなものだけど。
スポットビルト(サッカニーの前身)のシューズ、シューレースも切れそうなのがなんともいい気持ち。13歳の頃のあの気持ちと同じ。

スケート後は年越しの大祓を。
前は家族みんなの分も勝手にしてたけど、なんせ人形の数がえらい枚数になってしまうので、近頃は3人分だけ。
けがれてしまいまくり。
で、みな健康でありますように。

スケートと大祓で心身共にすっとした日曜日だった。

メリークリスマス
赤ん坊だった頃、自分はイエス・キリストとシスター、施設の皆様に一時期育ててもらっていた。その間に年子の弟は天に帰った。
弟の死との引き換えに僕ら家族3人が生きることができた。
この時季、生と死、嬉しさと悲しさが同居している心に気づく。
イエス・キリストとシスター、施設の皆様、そして弟には心から感謝している。
自分はこれからも宗教を持つことはないと思うが、これからも毎日手をあわせる、ただそれだけだ。

そういえば、サーティーワンだっただろうか、アイスのケーキを家族3人で仲良く突っついて食べてたな。

2015年12月24日木曜日

2015 12/24 『榎本武揚から緒方洪庵へ』

幕末が好きな人にはお馴染みの榎本武揚(幕末・明治の幕臣・政治家・子爵)の墓所は歴代の徳川将軍が日光に参拝するために整備された日光御成街道(本郷通り)に面した吉祥寺にある。場所は本駒込。
中央線の吉祥寺はこの吉祥寺が由来。
かつて水道橋にあった吉祥寺は明暦の大火でこの本駒込へと移転し、門前町の住人が現在の吉祥寺周辺を開拓し移り住み、愛着を持っていたので吉祥寺と名付けたという。

榎本武揚はなんとかなりのエリート。
語学に優れ、なんと七ヶ国語も話せたとも言われています。
さまざまな国をめぐり機械学から最新化学までありとあらゆることを学び、そして日本の未来に役立てようとした榎本。
しかし、当時将軍の徳川慶喜が大政奉還。
さらに薩長が倒幕をかかげ幕府を脅かしてゆきます。
その中の一人が黒田清隆でした。
黒田は西郷隆盛、大久保利通など幕末の志士が多く集まった下鍛冶屋町付近で生まれました。
西郷を兄と慕っていた黒田は旧幕府を追い込んでゆきます。
そしてたどり着いた蝦夷共和国で榎本武揚と黒田清隆は出会います。

旧幕府最後の砦、蝦夷共和国。フランス行使ブリュネのおかげで榎本率いる旧幕府軍は新政府軍との戦いに挑みます。
しかし、すでに旧幕府軍の生き残った数はのこりわずか…そのとき榎本はある行動に出ます。
それは榎本が肌身離さずもっていた海律全書です。
前頁オランダ語で書かれた本をなんと新政府軍に送ったのです。
「自分が死んでもこれからの日本のためにこれは必要だ」
しかしこれをみた新政府軍は驚きます。
これほどの学識をもった人をここで殺してしまうのは間違っているのでは・・・
そこで黒田清隆はござをしき、マグロやするめ、そして酒を用意し榎本武揚との会談に臨みます。
そして榎本武揚は自分を殺し、ほかの者を助けてほしいと黒田にお願いします。
「榎本さんこそこれからの時代に必要な人物。その命私がすくいもんそう」そして榎本は降伏を受け入れ江戸時代にピリオドがうたれたのです。

榎本は黒田のおかげで新政府の一員となります。
そして当時日本が抱えていた外交問題を得意な外国語で日本を救ったのです。
さらに黒田清隆が第2代総理大臣の座に上り詰めたとき支えたのはいくつもの大臣を歴任した榎本でした。
さらに明治32年には榎本の息子と黒田の娘が結婚。二人の交友は、ついに血縁関係にまで発展したのです。via
箱館戦争で五稜郭に入り新選組の土方歳三らと闘ったのは有名ですね。

吉祥寺にいた巨大なネコ...目があって呼ぶとやってきた。
かわいいのうかわいいのうといじくり倒していたら、顔に飛込もうとしてきた。
たぶん腹が相当減っていたのだろう。
しかしすごいボディだ。
ちなみに、吉祥寺には二宮尊徳のお墓もある。

後にして吉祥寺の近所にある高林寺へ、ここは緒方洪庵の墓所。

緒方洪庵:日本の武士・足守藩士、医師、蘭学者でもあります。大坂に適塾を開き、優秀な人材を多く育てました。
天然痘やコレラの治療に貢献し、日本の近代医学の祖といわれています。via
1838年、大坂に蘭学塾(適塾)を開いて、多くの門人を育てた。適塾からは明治に活躍した多くの人材(大村益次郎、福沢諭吉、佐野常民、橋本左内、大鳥圭介、長与専斎、高松凌雲、池田謙斎など)を輩出した。via

Running 11.64km 1時間08分39秒 (05'53 /km)

健康管理ランニング兼ねての寺巡りはおもしろい、特に武士の墓所巡りは。

2015 12/18 『ふと...』

1-2ヶ月前....
ふと寄った池袋西口パークで金粉ショウを見かけた。
すごい迫力だった。
すごく小さいパンツを履いていた。
至近距離から望遠レンズで狙われて、お手入れはたいへんだろうなとふと思った。
ふと思いだしたことがあった。
このパークは整備される前、今から30年弱前にぼくらはここでもスケートしてたんだと。ギャラリーもたくさんいて歓声や拍手に、もっと巧くなりたいなと思ったんだよなと。
朝JOGする時、ふと立ち寄るこのパーク、様々な人間模様をみる。
このパークは昔から様々な出来事があったなとふと思いだした。
もうちょい前にはここには闇市が広がっていたんだよな、そう言えば。

ふと足が向くところがある。
それは池袋の隣村の雑司ヶ谷、鬼子母神。
境内に樹齢700年くらいだろうと言われている大銀杏がある。
写真では伝わりにくいが、本当に巨木なのだ。
都の天然記念物に指定されていて冊に囲まれている。
木に触れると子供が授かるということから“子授けイチョウ”ともよばれていて、鬼子母神は安産・子安の神様。
ご縁のある王子、板橋宿そして雑司ヶ谷は一本の道でつながっている。
鬼子母神を後にして向う先は護国寺、神田川が削った谷に下ったり上ったりたいへんなんだけど、このコースってほんと気持ちがいいのです。

ランニングコースで立ち寄る鬼子母神、ふと思った、なぜか足が向く、なんでだろうと。
ふと思いだすことがある。
生まれてこれなかった年子の弟。
彼はなにをしたかったのかな。
いや、何をしたいのかと。
二人で生きていると思って今まで生きてきたから。

二。

長男なのに二、いいんですそれで。

2015年12月15日火曜日

“PKG” “HECTIC”

20年ちょい前だっただろうか....裏原宿といわれ出した頃、友達がスケートブランドを扱っているお店を開いていてよく原宿に遊びに行っていた。その時に入手したPKGのシャカシャカパンツ。
バイクに乗る時のオーバーパンツとしても活躍、ミドルエイジに突入した頃、冬のランニングにはこれを履いて4km−6kmと走っていたのを思いだした。
自分は型から入らないタイプなので、ランニング用ではないPKGをチョイス。
知っている方から見たら懐かしいパンツではないだろうか。

http://www.houyhnhnm.jp/mag/hynm_feature_xlarge/

NEWBALANCE VAZEE RUSH

RUSHでだいぶ走ってみたけども、ヒールがソフトだからか、穴がひとつ少ないからか、やはりヒールがずれやすいと感じるので、ヒモの最後を他のシューズよりもきつく縛らないとならない。
それ以外はとても走りやすいと思う。薄手のソックスでちょうどいい。
秋が長く、暖冬っぽい今年はこの前24℃を記録した日があった。先週の土曜日も日中は暖かくて、まだ3/4タイツで十分だった。

2015年12月12日土曜日

2015 12/10 『取っておく方』

自分が通っている美容室は恵比寿と代官山の中間にある。
以前は原宿、現在の表参道ヒルズの真裏にあったが、開発によって移転を余儀なくされた。
かれこれ20年近くちょきちょきしてもらっていることになる。
オーナーはスケーターで今でも週に2回くらいはパークなどで滑っていて、ボクら世代のちょい上の先輩スケーターとして顔の広い方だ...歴は30年くらいはいっていることだろう。
彼にデッキは取っておく方かとっとと捨てる方かを聞いたら、前者だと言っていてなんと50枚以上はあると、で、個展したら見どころ満載でおもしろいかもねと、そんな話になった。
自分もデッキは捨てないで取っておく方なので、7枚ある。そのなかでコンプリート(滑れる状態のもの)が3つ.....かつての生活の一部、自分の一部のような感覚があるので取っているとも言える。

物が多いのっていろいろと窮屈に感じるのでなるべく物には固執しないで処分するようにしているが、スケートボードと同じような感覚があるランニングシューズも取ってある。
全部で6足だ。
走っている割にはたぶん少ない方かなと思うも、周りにランナーがほとんどいないので分らないが。
3-4足あると履きまわせるので、寿命が長いということもあるのだろう。
上の黒いシューズが初めてので、順に下のが新しいものでVAZEE RUSHというモデル。自分のような健康管理的に走っている人にはちょうどいい製品。
つま先がけっこう上がっているので、足さばきがよくて走りやすいのが特徴だ。個人的にはヒールのホールド感がもうちょいあった方がいいな。
ちょこちょこ激しい運動にも向いているようで、フィットネスランナーからレースまで対応できるようだが、どうだろうか。

ソールの状態がよくないからランニングするには向かないシューズもあり、普段履きでは十分なのでなかなか処分できないというのもあるが、捨てにくいものだ。

スケートボードで走る、自転車で走る、バイクで走る、ランニングシューズで走る.....ツールをどれにしようかとチョイスする感じ、精神的に気持ちがいいしやっぱり共通要素があってどれもいいものです。