2015年9月1日火曜日

2015 9/1 『防災の日、下町風な』

いつのも夏は9月の半ば、ちょうどあちこちで例大祭がある頃くらいまで残暑が続くが、今年の夏はお盆すぎから秋になった。
今朝も寒くてしかたがなかった...
残暑はもうないのだろうか...ちょっと寂しい8月最後の日。
8月初旬、ベランダは45℃を表示していた。毎日の水シャワーが気持ちよ過ぎだった。
なんだかもう懐かしい感がある、ガリガリ君から一転して熱々の豚汁だし。

さて、豊島区や板橋区や北区の台地にある地域はどことなく下町の雰囲気があると言われる。実際に下町だと思っている人や下町の商店街のどこそこと書いてある書物もたまに見かける。これは、大正の関東大震災で被害に遭われた下町の人々が郊外であるこれらの地域に引っ越してきたから、そういう下町(神田や日本橋や東の地域)の匂いや雰囲気があるのだという。たび重なる江戸の大火事で下町からこの郊外へと移住してきた人もいたのだろう。下町から台地を上がったすぐの本郷から先は江戸郊外で、罪人はもう江戸には戻れなかったとも...そういう下町の人が定住したことも関係があるのだろうか。
....なるほどと思った。そして今日は防災の日。

豊島区のお米屋のショウケースの中で寝ていた下町風な巨漢の彼女をガン見してたら、目覚めてぐるっと遠回りしてやってきた。
額や頬を押し付けているこの甘えている風な仕草は、どうやら違うのだと最近知った。
頬には臭線というのがあって、人には分らないわずかな臭いをテリトリーにこすりつけていて、お前は臭いがちがうからワシの臭いをつけてやる、これでお前はワシのものだ、これで安心だ、というのだと。
飼い主の風呂上がりに、こすりつけてくることもよくある。おっ臭い臭い、なんで違う臭いになるんだよ、グリグリ、これでワシのもので安心。
...というのだそうだ。
大昔、猫2匹買ってたけどそんなことは知らなかった。

しゃがんだ脚にものすんごくこすりつけてくる....どうやら自分はこの下町風な巨漢の彼女のものになったようだ。

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