2015年7月15日水曜日

2015 7/14 『江古田古戦場』

子供の頃から東京に住んでいる方は豊島氏、その名を必ず聞いたことがあるだろう。
豊島氏は平安時代から室町時代に南武蔵(今の東京都らへん)を支配していた武家で、現在の東京都北区豊島町が発祥の地だとされている。

そんな豊島氏、石神井城主の豊島泰経ともう一方の勢力である江戸城を拠点としていた太田道灌が激戦を繰り広げた場所が、現在の江古田・沼袋で、哲学堂公園そばの江古田公園に江古田古戦場の碑がある。
妙正寺川と江古田川が合流し、地形的にも起伏があるので、戦いをするには都合が良かったのだろう。
結果は太田道灌が勝ち、豊島一族は敗北し、石神井城・平塚城(北区 平塚神社)・練馬城(としまえん)は落城し滅亡する。
長い間、豊島氏の強い力でもって、のどかな地方だったのが太田道灌によって荒らされてしまったとも言えるのだ。

豊島氏は紀伊国(和歌山)から熊野権現を勧請し、郡内に多くの熊野神社を設け、その最大のものが王子神社(王子権現)で、自分のルーツのひとつは和歌山で、かつて王子に10年ほど住んでいたが、氏神様は王子権現であり、その前の幼少期に住んでいた町のそばにも熊野神社があって、今でもよく通るので月に1回はお参りしている....こういうのをご縁というのだろう。

10.0 km   1時間05分41秒  走りました 9.1 km/h (06'34 /km)
2.0 km  歩きました

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