2014年6月29日日曜日

2013 5/16 『天海僧正』


上野の山にひっそりと佇む天海僧正毛髪塔。

天海(てんかい)は徳川幕府の三代、家康・秀忠・家光の側近として
えらく長く仕えた高僧です。
上野に寛永寺がありますが、この天海が創建しました。
この上野の山全部、上野動物園も不忍池もかつて寛永寺の境内でした。

その天海は風水をとり入れて、
いわゆる都市計画のようなことをしていました。
天海は五つの不動明王で囲って江戸を守るということを行った。
それが五色不動。
目黒不動(目黒区)・目赤不動(文京区)・目白不動(豊島区)・目青不動(世田谷区)・目黄不動(台東区、江戸川)、この五つ。
黒・赤・白・青・黄、密教でいうところの五大、五色のことで、
地、水、火、風、空の宇宙の構成要素をあらわしているというわけ。

そんな高僧天海は1536年ー1643年11月13日、
実に長生きで100歳以上生きたといわれている。
長寿遺伝子をもってたということだろう。
諸説あるが、サーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)をONにするには、
腹7-8分で若干の飢餓状態にすると、
遺伝子にスイッチが入って優位になると。
先人たちがいうところの腹八分は、
実に理にかなっているという証しなのかもしれない。

反れたが、
天海僧正毛髪塔というくらいだから
天海の毛が納められているのかと思いきや、
そうではないような...毛あるとは言及はしていないインフォサイン。

….現世利益だけの祈祷で地位や名誉は得られるのだろうか?

努力に勝るものなし。

煩悩だらけ。

一生修行。

15.40 km   1時間20分31秒  走りました。11.5 km/h (05’13 /km

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